書誌情報
著者・訳者:アーヴィン・D・ヤーロム 著 中久喜雅文・川室優 監訳
版型・ページ数:A5判・880ページ
発行年:2012年3月21日
内容
全世界で100万部以上が購読されている米国グループ精神療法学界の権威による必携のテキスト。 グループワークを通じた精神療法の膨大な具体例を体系的に分析し、理論と実践を文字通り融合し提示した。 心理・精神的疾患だけでなく、老い、重病、DV被害、依存症など、それぞれの問題を抱えた患者たちのワークを治療プロセスに着眼し、また不成功の場合も分析し、背後に作用している力動や本質に到達すべく探求。様々な「療法的因子」の解明、セラピスト自身の問題など注目すべき理論も多く、臨床的グループセラピーのすべてを網羅
目次
第1章 療法的因子
第2章 対人学習
第3章 グループの凝集性
第4章 療法的因子:統合
第5章 セラピスト:基本的な課題
第6章 セラピスト:「今、ここで」ワークすること
第7章 セラピスト:転位と透明性
第8章 患者の選択
第9章 セラピーグループの構成
第10章 グループの構築:場所、時間、大きさ、準備
第11章 開始時に
第12章 上級グループ
第13章 問題患者
第14章 セラピスト:特殊な形式と補助的技法
第15章 特定領域に特化したセラピーグループ
第16章 グループセラピーとエンカウンター・グループ
第17章 グループセラピストの訓練
アーヴィン・D・ヤーロム スタンフォード大学医学部精神科名誉教授
中久喜雅文 東京サイコセラピーセンター所長。日本集団精神療法学会認定グループセラピストスーパーバイザー。日本精神分析学会認定精神療法医。日本精神神経学会認定精神科専門医指導医
川室優(医)高田西城病院・川室記念病院 理事長(元院長)。(福)上越つくしの里医療福祉協会 理事