名画の秘密　ラファエロ《アテネの学堂》

著者・訳者：マルコ・カルミナーティ 著　千足伸行 日本語版シリーズ監修　渡辺晋輔 訳
版型・ページ数：B5判・上製・80ページ
発行年：2015年10月10日

ためしよみ

古代の賢人たちと同時代人の肖像

壮大な建築空間の中、
中央のアリストテレスとプラトン（レオナルド・ダ・ヴィンチの顔立ちである）を中心に、
総勢58名の人物が描かれた《アテネの学堂》。
この若きラファエロの傑作ができあがるまでの経緯を解説するとともに、
これらの人物が誰なのかについて、主要な説を紹介しながら解き明かしていく。

目次
ユリウス2世とラファエロ
よくある「口利き」
ヴァティカン宮殿内、ラファエロの諸室
署名の間
ラファエロの傑作 《アテネの学堂》
哲学者
アリストテレスとプラトン
謎に包まれた若い美青年
ソクラテス
ラファエロとソドマ 　ほか

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「名画の秘密」シリーズ紹介（全10巻）

誰もが知る名画を各巻で1点ずつ取り上げ、その秘密（魅力）に迫るアートガイド・シリーズ。
画家の略歴および制作背景、本作をめぐるさまざまな解釈などを紹介しながら、
画面を各パーツに分割して鑑賞。ディテールを仔細に観察することで、画家や依頼主の意図、
当時の空気がありありと立ち現われてくる――。
作品に一歩踏みこんだ新しい名画の見方を示したユニークなシリーズ。

●日本語版シリーズ監修 千足伸行（広島県立美術館館長、成城大学名誉教授）
●B5判、上製、オールカラー、巻末に年譜付き

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著者
マルコ・カルミナーティ（美術ジャーナリスト）

訳者
渡辺晋輔（国立西洋美術館主任研究員）