著者・訳者:ケリー・アラディア 文 カラ・クレイマー 絵 竹内 薫 訳
版型・ページ数:B4変型・上製・34ページ
発行年:2024年12月07日
ためしよみ
子どもから大人まで世界中で愛されている大人気パズル、
「ルービックキューブ」の発明家の伝記絵本。
ハンガリーのブダペストに生まれ育ったエルノー・ルービックは、
本や自然、なによりパズルが大好きな、物静かな少年でした。
身の回りのものに興味しんしんで、
中身を想像して絵にかいてみたり、形の組みあわせを思いつくかぎり作ってみたり。
やがて建築の先生になり、ドナウ川を散歩しているとき、いいアイデアがひらめいたのです……!
◆2024年、ルービックキューブは発明から50周年を迎えました。
文
ケリー・アラディア
サイエンスライター、編集者。言葉に頭をひねり、創作に打ち込むのが大好き。「スクラブル(アメリカ発の単語組み合わせボードゲーム)」はきみに勝てるかもしれないけど、ルービックキューブでは2 面以上はまだそろえられていない。体をひねってダンスする方がはるかに得意で、パソコンを使っていないときはダンススタジオにいる。家族と、かわいくていたずら好きの犬ソフィーといっしょにサンフランシスコに暮らしている。『ふしぎな魔法パズル ルービックの発明物語』が初めて文を手がけた絵本。
kerryaradhya.com
絵
カラ・クレイマー
イラストレーター、絵本作家。作品には、絵を描いた『Make Meatballs Sing』や、文・絵を手がけた『Tell Me a Lion Story』などがある。いちばん幸せなのは、何かを作ったり、自分の手を動かしているとき。創作過程は、お気に入りのパズルを解くようなもので、いつもそこから学んでいる。ブルックリン在住。
karakramer.com
訳
竹内 薫(たけうち かおる)
猫好きサイエンス作家、理学博士。YES インターナショナルスクール校長。ZEN 大学(仮称、2025 年開学予定)の教員に就任予定。主著に『99・9% は仮説』(光文社)、『宇宙のかけら』(青土社)など、訳書に『超圧縮地球生物全史』(ダイヤモンド社)、『カタリン・カリコの物語』(西村書店)など、監修書に『すごい! ミミックメーカー』(西村書店)などがある。大のルービックキューブ愛好家で、腕前はいまひとつだが、コレクションは数百個あり、毎日キューブの調整に余念がない。野鳥撮影、カポエイラも趣味。裏横浜在住。