著者・訳者:国際NGOプラン・インターナショナル 文 金原瑞人 訳
版型・ページ数:B4変型・上製・26ページ
発行年:2020年07月09日
ためしよみ
『すごいね! みんなの通学路』の姉妹書、シリーズ第3弾!
男の子も女の子も、人間はみんな同じ権利を持っています。
けれども世界には、家族や兄弟を支えるために、
学校に行かせてもらえず、家事や労働をさせられたりする女の子がいます。
みんなが自分の意見を自由に言えて、
やりたいことができる世界にするにはどうしたらいいのでしょう。
誰もが幸せに生きるために、大切な問いを投げかける写真絵本。
※常用漢字使用 ※すべての漢字にふりがな ●読者対象/小学校中学年〜
●『
すごいね!みんなの通学路』(第64回青少年読書感想文全国コンクール課題図書 小学校中学年の部)、『
私はどこで生きていけばいいの?』に続く、《世界に生きる子どもたち》シリーズ第3弾。
●解説/上野千鶴子(東京大学名誉教授)
「男の子たちへ 自由にのびのびと生きられる世界のために、キミができること」
●主なメディア紹介
・『別冊太陽 絵本で学ぶSDGs』(2022/08/29発売)
平凡社HP『別冊太陽 絵本で学ぶSDGs』
文
国際NGOプラン・インターナショナル
「子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会を実現するために世界70カ国以上で活動する国際NGOです。創立は1937年。長年にわたり、子どもや若者、地域の人々とともに地域開発を進めてきました。すべての子どもたちの権利が守られるよう、とりわけ女の子や女性への支援に力を入れています。市民社会、政府機関や国際機関と連携しながら、世界を持続的に、前向きに変えていきます。」
●国際NGOプラン・インターナショナルHP(日本語)
https://www.plan-international.jp/
訳
金原瑞人(かねはら みずひと)
1954年岡山市生まれ。法政大学教授、翻訳家。訳書は児童書、ヤングアダルト小説、一般書、ノンフィクションなど550点以上。訳書に『不思議を売る男』『青空のむこう』『ガール・イン・レッド』『さよならを待つふたりのために』『国のない男』『月と六ペンス』『リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険』『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる ハプワース16、1924年』『ふたりの約束 アウシュヴィッツの3つの金貨』、共訳書に『ネルソン・マンデラ その世界と魂の記録』、エッセイ集に『サリンジャーに、マティーニを教わった』、日本の古典の翻案に『雨月物語』『仮名手本忠臣蔵』、監修書に『13歳からの絵本ガイド』。
●金原瑞人オフィシャルホームページ
https://kanehara.jp/
解説
上野千鶴子(うえの ちづこ)
1948年富山県生まれ。社会学者・東京大学名誉教授・認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN
https://wan.or.jp/)理事長。専門は女性学、ジェンダー研究。この分野のパイオニアであり、指導的な理論家のひとり。高齢者の介護とケアも研究テーマとしている。1994年、『近代家族の成立と終焉』でサントリー学芸賞、2011年度、朝日賞受賞。2019年、フィンランド共和国からHän Honours受賞(長年の男女平等への貢献に対する感謝状)。著書多数。