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西村書店

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医学書を中心に芸術書、絵本、一般書を発行する総合出版社

ピカソの私生活 創作の秘密

ISBN:978-4-86706-000-1

販売価格:4,180円(本体3,800円、税380円)

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書誌情報

著者・訳者:オリヴィエ・ヴィドマイエール・ピカソ 著 岡村多佳夫 訳
版型・ページ数:B5変型判・上製・328ページ
発行年:2019年10月25日

内容

親しき者だけが知る巨匠の素顔。

●朝日新聞読書欄に書評が掲載されました(2020年11月30日付/評者:美術家・横尾忠則さん)

パブロ・ピカソの孫が巨匠の知られざる一面を貴重な写真や作品とともに紹介。
キャパ、マン・レイなど著名なカメラマンがとらえたプライベートショットも多数掲載。


パブロ・ピカソの孫(ピカソと愛人マリー=テレーズとのあいだに生まれた娘マヤの息子)である著者が、
巨匠の知られざる素顔を、女性、政治、家族、金、死というテーマにそって貴重な写真や作品とともに紹介する。

生前の祖父ピカソと会ったことはないという著者が、
親族やピカソを知る人々の生の声を丹念に拾い集め、
これまでに知られていなかった祖父の新たな実像をえがきだす。

本書に掲載された数々の写真からは、
家族や親しい人だけに見せていたピカソの日常の表情や姿をうかがい知ることができる。

「男性優位主義」「金儲け主義」といった言葉で語られることの多いピカソだが、
本書では、子供たちの一員となって遊ぶ姿や、
別れた相手にも生涯、生活費を送り続けたという話、
また、迷信をおそれて髪を伸ばしっぱなしにしていた、といったユニークな弱点までが紹介されており、
他のどのピカソ本よりも、その日常の素顔を伝える1冊。

ロバート・キャパ、マン・レイ、ディヴィッド・ダグラス・ダンカン、エドワード・クィンなど、
著名なカメラマンによる貴重な写真も多数掲載する。

目次
第1章 ピカソと女性たち
第2章 ピカソと政治
第3章 ピカソと家族
第4章 ピカソと金
第5章 ピカソと死
第6章 永遠のピカソ
●付録(原注/関連年表/参考文献/索引)




オリヴィエ・ヴィドマイエール・ピカソ(Olivier Widmaier Picasso)
パブロ・ピカソの孫(ピカソと愛人マリー=テレーズの娘マヤの息子)。1961年生まれ。法律を学んだ後、タレントのマネージメント、映像のプロデュース、コンサルタントに関わる。近年は多くの現代芸術やオペラの映像、服飾、デザイン、写真、建築、音楽など各分野の芸術家たちのドキュメンタリーを制作する。2011年に芸術・文学のシュヴァリエ勲章を受章。


岡村多佳夫(おかむら たかお)
美術評論家。早稲田大学大学院博士課程修了。専門はスペイン美術史、近・現代美術史。「生誕100年記念 ダリ回顧展」など美術展の監修を多く手がける。著書に『バルセロナ:自由の風が吹く街』(講談社現代新書)、『スペイン美術鑑賞紀行』1・2(美術出版社)、『ダリ』(小学館)、『ピカソ:巨匠の作品と生涯』(角川文庫)、『ピカソの陶芸』(パイ・インターナショナル)など、訳書にジョゼップ・パラウ・イ・ファブレ『ピカソ キュビスム1907-1917』(共訳、神吉敬三監修、平凡社)など。

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