書誌情報
著者・訳者:ジル・デイヴィーズ 著 ダリア・マオリ 栄養学監修 板倉弘重 監訳 西本かおる 訳
版型・ページ数:四六判・上製・192ページ
発行年:2019年06月21日
内容
スパイスの役立つ情報を満載した、読んで、使って、眺めて楽しいカラー図鑑!
ほんの少しの量で、料理を魔法のように変えてしまうスパイス。
本書では、日常的に使われるスパイス、各国の料理を特徴づけているスパイスなど、
54種類のスパイスのお役立ち情報を、豊富な美しいカラー写真とともに紹介。
栄養士によるアドバイスから、民間療法などにみられる伝統的な利用法、
料理以外での実用例、さらには文学・歴史的なエピソードまで、
多彩な切り口でスパイスの魅力をお伝えします。
手に取りやすいハンディなサイズも好評。
読んで眺めて楽しいカラー図鑑です。
姉妹編『カラー図鑑 ハーブの秘密』も好評発売中!
目次
種子をつかったスパイス
●グレインズ・オブ・パラダイス
●ディルシード
●セロリ
●マスタード
●コリアンダー
●クミン
●カルダモン
●フェンネルシード
●サンフラワーシード
●フラックスシード(亜麻仁)
●ナツメグとメース
●ポピーシード
●パセリシード
●アニス/アニシード
●セサミシード(ゴマ)
●フェヌグリーク
果実・実をつかったスパイス
●チリペッパー(唐辛子)
●パプリカ
●キャラウェイシード
●柑橘類の果皮
●マックルー
●ココナッツ
●スターアニス(八角)
●ジュニパーベリー(ネズの実)
●マルベリー(桑の実)
●ペッパー(胡椒)
●タマリンド
●バニラビーンズ
樹皮・木・樹脂をつかったスパイス
●フランキンセンス(乳香)
●セイロンシナモンとカシア
●ミルラ(没薬)
●ドラゴンズブラッド(竜血/麒麟血)
●オールスパイス
●スマック
●サンダルウッド(白檀)
根・球根・根茎をつかったスパイス
●タマネギ
●ガーリック
●ホースラディッシュ(西洋ワサビ)
●アロールート(クズウコン)
●ターメリック(ウコン)
●リコリス
●アイリスの根(オリスルート)
●オタネニンジン(高麗人参)
●ジンジャー(ショウガ)
その他の部位をつかったスパイス
●アンゼリカ
●ワームウッド(ニガヨモギ)
●ケッパー
●サフラン
●レモングラス
●アサフェティダ
●ローリエ(月桂樹)
●ペパーミント
●ローズぺタルとローズヒップ
●クローブ
付録
●ビタミンと微量ミネラル(成分表)
●用語集
●ミックススパイス
●塩の話
●スパイス貿易
●スパイス秘話
●世界のスパイス地図
●スパイスことば:香辛料に秘められた意味
著
ジル・デイヴィーズ(Gill Davies)
英国の文筆家、編集者。
手がけた書籍は500点にもおよび、ジャンルも歴史、薬、自然、海外事情、戯曲など、多岐にわたる。
みずから園芸や写真にも取り組み、さまざまなスパイスを使った料理を楽しんでいる。
著書に本書の姉妹本『カラー図鑑 ハーブの秘密』(西村書店)がある。
栄養学監修
ダリア・マオリ(Dalia Maori)
認定栄養士。
米国の Commission on Dietetic Registrationおよび英国の Health and Care Professions Councilに認定登録。
肥満や糖尿病の専門家として、栄養が健康や癒しに及ぼす影響について研究する。
監訳
板倉弘重(いたくら ひろしげ)
品川イーストワンメディカルクリニック院長および理事長。
医学博士。
東京大学医学部卒業、東京大学医学部第三内科講師、国立健康・栄養研究所臨床栄養部長、茨城キリスト教大学教授を経て現職。
この間、カリフォルニア大学心臓血管研究所留学。
脂質栄養学、動脈硬化学、赤ワインやチョコレートなどの抗酸化物質などの研究を行う。
日本ポリフェノール学会理事長、日本健康・栄養システム学会名誉理事長。
著書多数。
訳
西本かおる(にしもと かおる)
文芸翻訳者。
東京外国語大学フランス語学科卒。
最近の訳書に、『カラヴァル 深紅色の少女』(キノブックス、2018年本屋大賞 翻訳小説部門第1位)、『レイン 雨を抱きしめて』(小峰書店)、『ガラスの封筒と海と』(求龍堂、共訳)、『ルーシー変奏曲』(小学館)、『カラー図鑑 ハーブの秘密』(西村書店)などがある。