書誌情報
著者・訳者:ブルーノ・テルトレ 著 小林定喜 監訳
版型・ページ数:B5判・並製・80ページ
発行年:2015年06月22日
内容
原子力は“善”でも“悪”でもない。
発電や軍事だけでなく医療や農産物加工まで、私たちの日常生活にも根づいている原子力技術について、元フランス国防省戦略問題局補佐官で核問題の専門家、ブルーノ・テルトレが解説する。
著者
ブルーノ・テルトレ
フランス戦略研究財団(FRS)上席研究員。
1990~1993年、北大西洋条約機構国会議員会議(NATO‐PA)の民生安全保障委員会ディレクターを務める。
1993年フランス国防省に入省。
2001年まで戦略問題局補佐官を担当するかたわら、1995~1996年、アメリカのシンクタンク、ランド研究所にて客員研究員を務める。
2007~2008年、国防白書編纂委員、ヨーロッパ及び諸外国における政治白書編纂委員を受け持つ
訳者
小林定喜
長野県出身。
1958年東京大学農学部(水産化学)卒、
同年東京大学新聞研究所(現・東京大学大学院情報学環教育部)修了。
以降、総理府科学技術庁(現・文部科学省)放射線医学総合研究所(放医研)において放射線の障害、防護、健康・環境リスク評価についての実験・理論研究に従事。
東京大学農学博士。
放医研名誉研究員、日本リスク研究学会名誉会員、日本放射影響学会名誉会員