世界50ヵ国刊行「ルミッキ」シリーズの著者がおくる、メルヘン友情ファンタジー!
”ぬりえ”は下記よりダウンロードできます!
●魅力あふれる緻密なイラストを多数収録!
世界を守り、ふたりは “心の友(ソウルシスター)”になれるのか。
『不思議の国のアリス』『秘密の花園』『雪の女王』にインスパイアされて誕生した作品
ふいに足元の雪がくずれ、落下していった11歳のアリーサは、常夏のシスターランドで目覚めた。
風の子や夢織りたちが暮らす花園で、少女メリに出会い、
親友がほしくてたまらなかったアリーサはすぐに仲良しになる。
だが、楽しい日々もつかのま、ふたりは長老クフ・ローの予言を聞く。
雪に埋もれかけている人間界を救えるのはおまえたちだけだというのだ。
海をこえ、さびれた遊園地を解放し、ドラゴンの手をもつ少女となったアリーサたちは、
シスターランドの女王リリのいる粉雪城に向かうが……。
ゲームのような小気味よい展開とユーモアでぐいぐい読める、
ドキドキとやさしさにあふれた友情ファンタジー。
(小学校5年生以上の漢字にルビ)
●ぬりえもできる魅力的なイラストを多数収録!
あなたのシスターランドは何色? 好きな色に塗ってみてね!(絵柄は2種類あります)
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『花園のいちばん大きなオークの木(クフ・ローとの会見)PDF』
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『にじの七色の羽、金色の目、灰色の毛皮のスデンオレント PDF』
●ぬりえを楽しむ原書読者の方による動画サイトです。
作
サラ・シムッカ(Salla Simukka)
フィンランド人作家。2013年に“Jäljellä”と続編“Toisaalla”でトペリウス賞を受賞し、注目を集める。ヤングアダルト向けの「ルミッキ(フィンランド語で白雪姫の意)」3部作(西村書店)は50カ国以上で翻訳出版された。初の児童向けとなる本書で「子どもたちが選ぶルク・ヴァルカウス賞」を受賞した。
絵
サク・ヘイナネン(Saku Heinänen)
イラストレーター、グラフィック・デザイナー、書体デザイナー。アールト大学でグラフィック・デザインを教える。少女ザイダを主人公とする児童読み物三部作(未邦訳)で文と絵を手がけ、フィンランディア・ジュニア賞やアーヴィド・リーデッケン賞の候補になるなど好評を博した。
訳
古市真由美(ふるいち まゆみ)
フィンランド文学翻訳者。訳書にシムッカ「ルミッキ」三部作(西村書店)、キンヌネン『四人の交差点』(新潮社)、サンドベリ『処刑の丘』(東京創元社)、ディークマン『暗やみの中のきらめき 点字をつくったルイ・ブライユ』(汐文社)など。共著に『多文化に出会うブックガイド』(読書工房)。