書誌情報
著者・訳者:日本スプリント学会 編集
版型・ページ数:B5判・並製・180ページ
発行年:2018年02月26日
ためしよみ
内容
なぜ100m走で9秒台が出せたのか。なぜ400mリレーでメダルが獲れたのか。
すべてのスポーツのパフォーマンス向上のカギを握るスプリント能力の理論に迫る。
飯塚翔太選手(リオ五輪 銀メダル)、藤光謙司選手(17ロンドン世界選手権 銅メダル)、推薦!
スプリント界待望の「理論と実践」の成果。
本書の特徴
●執筆者は、日本のトップ競技者を実際に指導している先生方、日本のトップで活躍してきた先生方。
●科学的知見(理論)と指導現場(実践)に即したかたちで詳述。
●日本の陸上競技スプリント種目(100m走で9秒台、400mリレーでメダル獲得など)の躍進を支えてきた理論的な基盤を網羅。
●跳躍、投てき、中長距離、スケート、野球、サッカーにおけるスプリント能力についても解説。
対象
スプリント能力を必要とする運動に携わる小学校、中学校、高校、大学の教員、指導者、トレーナー、大学生・大学院生、競技、スプリント能力を必要とする運動に興味を持つ一般の方々
構成
はじめに 日本スプリント界のこれまでと今後の展望 高野進(東海大学)
第1部 スプリント能力を生み出すメカニズム
1章 スプリント走のエネルギー代謝 森丘保典(日本大学)
2章 神経筋システムからみたスプリント走 小木曽一之(皇學館大学)
3章 発育発達に伴うスプリント能力 遠藤俊典(青山学院大学)
第2部 陸上競技におけるスプリント能力
4章 スプリント走にみられる疾走スピードの変化 安井年文(青山学院大学)
5章 スプリント走のバイオメカニクス 土江寛裕(東洋大学)
6章 ハードル走におけるスプリント能力 山崎一彦(順天堂大学)/前村公彦(環太平洋大学)
7章 中長距離走におけるスプリント能力 門野洋介(仙台大学)
8章 4×100mリレーのバトンパス技術 小林 海(日本スポーツ振興センター)
9章 跳躍競技における助走スプリントのコーチング 青山清英(日本大学)
10章 投てき競技におけるスプリント能力 田内健二(中京大学)
第3部 様々なスポーツにおけるスプリント能力
11章 スピードスケートにおけるスプリント能力 結城匡啓(信州大学)
12章 野球におけるスプリント能力 宮西智久(仙台大学)
13章 サッカーにおけるスプリント能力 杉本龍勇(法政大学)
用語集 串間敦郎(宮崎県立看護大学)/金子公宏(明治大学)