著者・訳者:ローズマリー・マカーニー 文 西田佳子 訳
版型・ページ数:B4変型判・上製・34ページ
発行年:2017年07月07日
ためしよみ
日本、中国、インドネシア、フィリピン、アメリカ、中国、ガーナなど、
世界各国の通学風景を収めた写真絵本。
シリーズ《世界に生きる子どもたち》第1弾
世界のさまざまな地域に住む子どもたちは、どうやって学校に通っているのでしょう。
てくてく歩いて?
バスや車に乗って?
学校まで、とても遠い道のりを歩かなくてはならなかったり、
自分の机や、飲み水の入った重いたらいを、運んでいかなければならないこともあります。
本書には、自然災害や、川の急流、けわしい山道、高いがけにも負けず、
毎日懸命に学校へとむかう世界中の子どもたちの写真を収めました。
「学ぶのは楽しい」、「友達にも会える」、「だから学校へ通うんだ」……
そんな彼らの気持ちが伝わってきます。
そして、そのひたむきな姿は、私たちに勇気と元気を与えてくれます。
巻頭にはノーベル平和賞受賞、マララさんの写真を収録。
主なメディア紹介
・朝日新聞「売れてる本」 楊 逸(ヤン・イー)氏書評 2019/05/04
・日本経済新聞 一面コラム「春秋」 紹介 2018/04/17
・かもがわ出版『アニマシオンで道徳』岩辺泰吏&読書のアニマシオン研究会/編著 紹介 2019/06/21発行
・『別冊太陽 絵本で学ぶSDGs』(2022/08/29発売)
平凡社HP『別冊太陽 絵本で学ぶSDGs』
第64回青少年読書感想文全国コンクール課題図書(小学校/中学年の部)
青少年読書感想文全国コンクール公式サイト
文
ローズマリー・マカーニー(Rosemary McCarney)
カナダの国連大使および国連のジュネーブ軍備縮小会議の常任理事。カナダのプラン・インターナショナル前代表。プラン・インターナショナルのグローバルキャンペーン「Because I am a girl(私は女の子だから)」を立ち上げたメンバーのひとりでもある。同キャンペーンは、女の子を取り巻くリスクから守り、彼女たちが生きる力を発揮できるよう促すことで、貧困や差別、暴力のない世界を目指している。国連の「国際ガールズ・デー(10月11日)」制定にも尽力した。主著に、世界的ベストセラー『マララさん こんにちは』ほか『わたしは女の子だから 世界を変える夢をあきらめない子どもたち』『私はどこで生きていけばいいの?』(以上、西村書店より刊行)がある。
訳
西田佳子(にしだ よしこ)
翻訳家。東京外国語大学英米語学科卒業。東京都立川市在住。おもな訳書に、クロンビー「警視シリーズ」(講談社)、モンゴメリ『赤毛のアン』(西村書店)、プリーストリー『ホートン・ミア館の怖い話』(理論社)、『わたしはマララ』(共訳・学研マーケティング)、『マララさん こんにちは』(西村書店)などがある。