書誌情報
著者・訳者:ベニュス 著 バルベリス 絵 上田恵介 監訳 嶋田 香 訳
版型・ページ数:四六変型・並製・512ページ
発行年:2016年08月07日
内容
動物の「ことば」を、行動から解き明かす
●キリンの睡眠時間は1日たったの20分!
●ライオンの睡眠時間は15時間!
●死肉を食べるコモドオオトカゲの秘密とは!?
●パンダはでんぐり返しで仲間を遊びに誘う!?
本書は、動物の行動全般、動物園が果たしてきた役割や展示の変化を追った【入門編】と、動物園で実際に見られる20種類の動物を中心に、その鳴き声や表情の意味、遊びや食事、睡眠、コミュニケーション、恋愛、子育てなどの行動、ヒトとの関係などについて記述した【観察編】からなる。
人間と話すことのできない動物の「ことば」を、その行動から解き明かす1冊。
【観察編】で紹介されている動物たち
ゴリラ / ライオン / アフリカゾウ / サバンナシマウマ / クロサイ / キリン / ダチョウ / オオフラミンゴ / ナイルワニ / ジャイアントパンダ / クジャク / コモドオオトカゲ / ハンドウイルカ / カリフォルニアアシカ / ハイイロオオカミ / ハクトウワシ / カナダヅル / シロイルカ / ホッキョクグマ / アデリーペンギン
著
ジャニン・M・ベニュス(Janine Benyus)
ラトガース大学卒。生物学者、サイエンスライター、イノベーション・コンサルタント。『自然と生体に学ぶバイオミミクリー』など、生物学に関する多くの著書を出版。「バイオミミクリー」(Biomimicry:生物模倣)という、“生物の生態や自然から、ものづくり、社会のシステムに応用する技術(例:光合成をする葉を模倣した太陽電池)” を開発・教育している。
絵
フアン・C・バルベリス(Juan Carlos Barberis)
アメリカ自然史博物館で20年間、スタッフ兼イラストレーターを務める。
監訳
上田恵介(うえだ けいすけ)
大阪府立大学農学部卒業。大阪市立大学大学院修了。理学博士。立教大学名誉教授。
元日本動物行動学会会長、元日本鳥学会会長。研究分野は鳥類の行動生態学。
訳
嶋田香(しまだ かおり)
東京農工大学大学院農学研究科修士課程修了。野生動物保護管理学専攻。農学修士。翻訳者。