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西村書店

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医学書を中心に芸術書、絵本、一般書を発行する総合出版社

生命ふしぎ図鑑 脳とからだ 運動、感覚、思考のひみつ

ISBN:978-4-89013-974-3

販売価格:1,980円(本体1,800円、税180円)

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書誌情報

著者・訳者:スティーブ・パーカー 著 デイビッド・ウェスト 絵 井上貴央 訳
版型・ページ数:B4変型・上製・64ページ
発行年:2016年10月15日

ためしよみ

内容

脳って はたらき者!

思考、記憶に深くかかわるほか、呼吸や内臓のはたらきをコントロールしたり、
五感でとらえた情報を処理し、それを必要な器官に伝えて行動をおこしたり……と、
実に多様なはたらきをしている「脳」。

本書では、脳がからだの各部位とどうかかわっているのかを、
子ども向けにわかりやすく、楽しいイラストをたっぷり交えて解説します。

冒頭では、古代から近現代にいたるまでの世界の医療・手術の歴史
(頭蓋骨に大きな孔を開けて手術していた古代の話、麻酔のなかったころの話など)を紹介。
第1章では、まず脳のしくみ(構造)をイラストで徹底解剖し、
第2章以降で、その脳が、からだの各器官(循環器系、消化器系、感覚器、筋や骨と脳)と、
具体的にどうかかわっているかを順に見ていきます。

カラフルでユーモラスなイラストと、日常的な例をふんだんに取り入れた解説で、
脳とからだが身近に感じられるようになる1冊です。
※ 小学校4年生以上で習う漢字にふりがな

目次
●古代の穿頭手術から現代の脳手術まで

第1章 脳を知ろう
脳を分解してみると
脳の深部とそのはたらき
考える脳,感じる脳,動かす脳
灰白質と信号伝達
脳の容器と脳神経
脊髄から出てくる脊髄神経

第2章 内臓をあやつる脳
脳の指令で呼吸する
酸素を取りこむ
脳から言葉
赤い液体
ドックン,ドックン
からだを守る

第3章 脳は食いしんぼう
モグモグ,ゴックン
胃腸を通過
どんどん出そう! 老廃物

第4章 脳は見張り番
脳はすべてを見ているぞ
脳は音も聞いている
味と匂いで感じとる
皮膚にあるセンサー

第5章 脳は支配する
脳を保護し、からだを支える
骨のつながり――関節
筋の構造とはたらき
皮膚の構造
赤ちゃんの脳

用語の解説
さくいん


スティーブ・パーカー(Steve Parker)
自然・科学専門の文筆家、編集者。ロンドン動物学会の上級科学研究員。バンガー大学にて第一級優等理学学士(動物学)の学位を取得。製薬会社勤務を経て、ロンドン自然史博物館で展示企画にたずさわったあと、Dorling Kindersley社などで編集者として勤務。現在はイギリスのサフォークに住み、フリーランスで執筆活動をする。これまでに手がけた本は300冊にもおよび、児童書から一般書、さらには専門書にいたるまで幅広い。2014年に『ニューヨーク・タイムズ』紙のベストセラーにも選ばれた『医療の歴史 穿孔:開頭術から幹細胞治療までの1万2千年史』(千葉喜久枝訳、創元社. 原題:Kill or Cure)など、多数の著作が邦訳されている。


デイビッド・ウェスト(David West)
ロンドンの美術大学でグラフィック・デザインなどの研鑚を積む。児童向けの学習書を中心に多くの本のデザインを手がけ、世界中で刊行されている。本をつくることが何よりの趣味というが、そのほか釣りの愛好家でもある。


井上貴央(いのうえ たかお)
鳥取大学医学部医学科卒業。医学博士。鳥取大学名誉教授。医療法人真誠会 介護老人保健施設 ゆうとぴあ 施設長。専門は形態解析学。ヒトや動物の骨や臓器の構造をマクロおよびミクロレベルで研究。鳥取県内の弥生人骨に脳が残っていることを発見し、その神経ネットワークを電子顕微鏡でとらえることに成功した。
編・訳書に『からだの構造と機能』『カラー人体解剖学』『ヴォルフ カラー人体解剖学図譜』『生命ふしぎ図鑑 脳のしくみ:4億年の歴史を探る』(すべて西村書店)などがある。

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