書誌情報
著者・訳者：永井良三(自治医科大学） 監修 自治医科大学総合教育部門 編
版型・ページ数： A5判・並製・360ページ
発行年：2016年07月01日
内容
いま、知るべきこと――
医科系大学や医療系専門学校の学生が身につけておきたい、"教養の知"を手に入れるための１冊。
自治医科大学総合教育部門の教授陣を中心に、他大学の教養的知識にまつわる一流の執筆者も加わって、「教養」とは何か、
教育の役割とは、組織におけるコミュニケーション、医療における文化の影響力、35億年の生命の歴史、医療現場の倫理など、幅広いテーマを取り上げます。
環境問題や変貌する資本主義などについて語られる現代史や、医療経済の現状や医療費増大の実体に触れる経済の章など、現代に即した問題も取り上げ、学生のみならず一般の読者にも興味深い内容となっています。
対象
医科系大学の学生、医療系専門学校の学生、医師、医療従事者、一般読者
目次
医学と学術
哲学 忘れられないコトバを手に入れるために
科学 医療を支える科学の考え方を理解する
教育 医療者を目指すにあたっての「教育」再考
心理 心を理解する、心を調べる〜心理学でわかること、わからないこと〜
[コラム]からだの中の知
コミュニケーション 質の高い医療実践のためのコミュニケーション
進化 変化を伴った継承
[コラム]医学を数学の言葉で考える
現代史 課題を考える思考訓練
社会 情報社会に生きる
文化 文化人類学の考え方と「医療」
[コラム]Lost In Translation
[コラム]Graduate School in Japan
経済 医療経済の現状と課題
倫理 医療の現場と倫理〜応答することと引き受けること〜
臨床 医師−患者関係の中でのEBMとNBM
