書誌情報
著者・訳者:田辺 功 著
版型・ページ数:四六判・並製・288ページ
発行年:2016年06月17日
内容
治らない治療法に、いつまでこだわりますか?
病気になったときに、最も頼りになるのはお医者さん。
そう考えている人は多いのではないでしょうか。
しかし実状は、従来の方法に固執するあまり、実際に効果が出ている治療法を認めなかったり、他の病院や医師が行っている治療法に頑なな偏見を持っていたりと、案外頼りない医者もたくさんいます。
本書は『お医者さんも知らない治療法教えます』(05年)、『続 お医者さんも知らない治療法教えます』(11年)に続き、「あまり知られてはいないけれど効果がある」と著者が確信した治療法を選りすぐりました。
統合失調症や進行がん、糖尿病などの治療が難しいとされているものから、インフルエンザや腰痛、めまいなど、誰もがかかりうる日常的な病気まで幅広く取り上げ、効果的な治療を試みている医師を紹介しています。
目次
第1章 腰、ひざ、背中、指も痛い
第2章 原因さまざま、自律神経の乱れ
第3章 がんに効きます、薬と食事
第4章 こころの病に科学の目を
第5章 脳外科とリハビリ
第6章 糖質、亜鉛、意外な成果
第7章 眼病、めまい、アトピーなど
第8章 自閉症から不妊症まで
第9章 床ずれ、皮膚、神経の痛み
第10章 静かに進む歯科革命
著者
田辺功(たなべ いさお)
医療ジャーナリスト、医療コンサルタント。医療広報会社ココノッツ特別顧問。1968年東京大学工学部航空学科卒業、朝日新聞社入社。1990〜2008年東京本社編集委員(医療・医学担当)。主な著書に『心の病は脳の傷』『お医者さんも知らない治療法教えます』『続お医者さんも知らない治療法教えます』『かしこい患者力』(すべて西村書店)、『ふしぎの国の医療』(ライフ企画)など。