書誌情報
著者・訳者:金巻裕史 著
版型・ページ数:四六判・並製・192ページ
発行年:2017年03月30日
内容
未来は、現在の延長線上にはない。
だからこそ、挑戦することが大事! 失敗することも大事!
活性化した社会をつくるために社会に参加する、その第一歩が就活なんだ。
●社会のこと、会社のこと、自分のことを知って、就活・転職に備える。
●未来は、現在の延長線上にはない。だからこそ、挑戦することが大事! 失敗することも大事!
●ソニーの元面接官が、就活時における、また社会人としての「ものの見方・考え方」を開陳!
・会社は、「何を得てきたのか」ということを知りたいから面接をする
・なぜ、「面接は落ちて当たり前」なのか
・「抽象化」する、という「ものの見方」を実生活に取り入れる
・失敗は、「物語の一部」だと考える
本文より
物事を決めつけないで、見方を変えることが大事です。
一定方向からだけで見ていると、本当のかたちがわからないことがあります。
「もう自分はダメだ」と思っても、別な方向から眺めると、「それほど深刻なことではない」と気づくこともあります。
地面に掘った穴を上から覗き込むと、暗い穴の底しか見えませんが、穴から上を見れば、青空が広がっています。
目次
第1章 挑戦する会社―海外のスタートアップ企業を例に
第2章 かつて日本にも挑戦する個性的な会社があった
第3章 なぜ会社は衰退するのか
第4章 どんな時代を生きているのか
第5章 未来に挑戦する会社
第6章 挑戦すること、失敗すること、そしてまた挑戦すること ―就活に際して
著者略歴
金巻裕史(かなまき ひろふみ)
1946年新潟市生まれ。1968年新潟大学理学部数学科卒業後、ソニーに入社。グラフ理論やシステム理論の基礎研究からコンピュータグラフィックスの技術開発等、幅広く経験。本社技術戦略スタッフとして、中期技術戦略立案等を行う。また1980年代より20年間、技術動向調査やアライアンス関係で、シリコンバレーを度々訪れるようになる。入社試験における専門面接の面接官も務めた。