書誌情報
著者・訳者:イローナ・ラメルティンク 文 リュシー・ジョルジェ 絵 野坂悦子 訳
版型・ページ数:B4変型判・上製・32ページ
発行年:2016年02月12日
内容
親子のためのおたすけ絵本、第二弾!
こどものすききらいをなくすには、どうしたらいいの?
レナは髪の毛が短くて、ちょっぴりそばかすのある、ふつうの女の子。
でも、食事のときは、いつも困ってしまいます。
だって、好き嫌いがとっても多いから。
お友達の家でも、学校のお誕生日会でも、食べられないものが出てきてはあせったり怒ったり。
そんなレナに、発明の得意なレナのおじさんが、あるモノを作ってくれました。
さあ、レナの好き嫌いはなくなるのでしょうか…?
巻末に、小児カウンセラーの著者による、食欲不振の起きる理由やその対処法、食事を楽しいものにするためのヒントなどについての解説も収録。
文
イローナ・ラメルティンク(Ilona Lammertink)
1957年オランダ生まれ。産科病棟の看護師、子どもと妊婦を対象としたヨガ・インストラクターを経て、2001年に小児心理カウンセラーとして開業。
診療に訪れる子どもたちからヒントを得て、最初の絵本となる『おたすけなみだとおじゃまなみだ』(西村書店)を著す。
絵
リュシー・ジョルジェ(Lucie Georger)
1979年フランス生まれ。ランス市立美術大学でプロダクト・デザインを学び、2000年アムステルダムに移住。
2008年よりフリーランスのイラストレーターとして、絵本、児童雑誌の挿絵や、子ども部屋のインテリアデザインを手がける。
訳
野坂悦子(のざか えつこ)
1959年東京生まれ。1985年より5年間、ヨーロッパに住んだ経験を生かして、オランダやベルギーの優れた絵本や物語を紹介している。
訳書に『フランダースの犬』(岩波書店)、「ケープドリ」シリーズ(朔北社)ほか多数。
日本国際児童図書評議会理事。