書誌情報
著者・訳者:ルイス・キャロル 作 ロバート・イングペン 絵 杉田七重 訳
版型・ページ数:A4変型判・上製・オールカラー・192ページ
発行年:2015年10月10日
内容
国際アンデルセン賞画家イングペンが描く、オールカラー豪華愛蔵版。
川の土手で読書をしていたアリスは不思議なウサギを追いかけ穴へ落ち――
しゃべる芋虫、チェシャーネコと出会い、帽子屋の永遠に終わらないお茶会に参加したり、ハートの女王とのゲームに巻き込まれ・・・奇想天外な地下の国で、アリスの大冒険がはじまります。
国際アンデルセン賞受賞画家イングペンによる表情豊かな挿し絵と、読みやすい新訳で、永遠のファンタジーが生き生きとよみがえります。
世界中で愛され続けているナンセンスで奇想天外な冒険をお楽しみください。
※小学校5年以上の漢字にルビ
主なメディア紹介
●毎日新聞「今週の本棚」 書評 2015/11/08
●毎日新聞「BOOK WATCHING」 2015/11/04
作
ルイス・キャロル(Lewis Carroll)(1832-1898)
イギリスの童話作家・数学者。
名作『不思議の国のアリス』の初版は1865年にジョン・テニエルの挿し絵付きで刊行され、6年後に続編『鏡の国のアリス』が出版された。
絵
ロバート・イングペン(Robert Ingpen)(1936-)
オーストラリア生まれの挿し絵画家、装丁家。
1986年に国際アンデルセン賞を受賞。
挿し絵を手がけた作品は、本書の ほかに『鏡の国のアリス』『楽しい川辺』『聖ニコラスがやってくる!』(西村書店)、『宝島』、 『ピーターパンとウェンディ』など多数。
訳
杉田七重(すぎた ななえ)(1963-)
翻訳家。
主な訳書に『発電所のねむるまち』 (あかね書房)、『クリスマスキャロル』(角川書店)、『石を積むひと』(小学館)、『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』『楽しい川辺』(西村書店)などがある。