書誌情報
著者・訳者:南川三治郎 文・写真
版型・ページ数:B5判・上製・256ページ
発行年:2012年05月17日
内容
海外ミステリ作家30名の「創作現場」を貴重な写真とともに紹介。
推理作家は、どんな場所で、どんなふうに、アイディアを思いつき、思索を練り、
プロットを組み立て、原稿を書きあげているのだろうか……。
世界のミステリの大御所たちの「発想工房」を、
自らも大のミステリ・ファンである写真家・南川三治郎が単独取材・撮影。
『EQMM(エラリー・クイーン・ミステリ・マガジン)』が推薦する、CWA(英国推理作家協会)賞、
MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞受賞者などの中から、選りぬきの30作家の創作現場を、
本人たちの飾らない素顔とともに紹介する。
【収載されている作家】
ジェフリー・アーチャー/カトリーヌ・アルレー/ローレンス・ブロック/トム・クランシー/メアリ・H.クラーク/パトリシア・コーンウェル/マイクル・クライトン/クライブ・カッスラー/ロアルド・ダール/ネルソン・デミル/コリン・デクスター/ジェームス・エルロイ/フレデリック・フォーサイス/ディック・フランシス/ブライアン・フリーマントル/アーサー・ヘイリー/ジャック・ヒギンズ/パトリシア・ハイスミス/ポーラ・ゴズリング/グレアム・グリーン/H.R.キーティング/ジョン・ル・カレ/エルモア・レナード/アイラ・レヴィン/ギャビン・ライアル/エド・マクベイン/パトリシア・モイーズ/ロバート・B.パーカー/ジョルジュ・シムノン/ミッキー・スピレイン
著者略歴
南川三治郎(みなみかわ さんじろう)
1945年三重県生まれ。東京写真大学(現・東京工芸大学)卒業後、大宅壮一東京マスコミ塾・第一期出塾。パリを拠点にヨーロッパの“人と文化”に焦点を当てて取材活動をするフォトグラフィック・ライター。
代表作に『アトリエの巨匠・100人』(新潮社)、『推理作家の発想工房』(文藝春秋)、『ヴェルサイユ宮殿』(黙出版)、『カミーノ・デ・サンティアゴ:世界遺産巡礼の道をゆく』(玉川大学出版部)、最新刊に『メディチ家:ルネサンス・美の遺産を旅する』(雨宮紀子 文、世界文化社)、『王妃マリー・アントワネット 美の肖像』(世界文化社)、などがある。
日本国内はもとより、ニューヨーク、ウイーンなど海外で多数の個展を開催している。1980年日本写真協会新人賞受賞、1986年日本写真協会年度賞受賞、2001年フランス・ルポルタージュ大賞受賞。