書誌情報
著者・訳者:K.パーレン 著 池内 紀 訳
版型・ページ数:四六判・上製・528ページ
発行年:1996年10月25日
内容
モーツァルトら27人の音楽家を収録。
恋文をとおして彼らの素顔、名曲に秘められた想いをつづる。
目次
はしがき
お願いがたくさんある(モーツァルト)
主人が亡くなるのを期待してます(ハイドン)
何という人生(ベートーヴェン)
ぼくの頭はがんがんしている(ヴェーバー)
どうか我慢しておくれ(ロルツィング)
どうぞご心配なく(ベルリオーズ)
君を胸に抱きしめたくて(シューマン)
ただ君一人のために弾いている(ショパン)
愛は正義ではありません(リスト)
決してわれを裏切るなかれ(ヴァーグナー)
もういい、ほっといてくれ!(ヴェルディ)
前よりも貧しくなりました(スメタナ)
私は希望をもってもいいのでしょうか(ブルックナー)
ぼくたちには愛がある(コルネリウス)
あなたがいなかったら(ブラームス)
人は一度しか生きられない(ヨハン・シュトラウス)
あなたがしてくださったこと(チャイコフスキー)
ひとことでいえば、大成功だ(ドヴォルザーク)
私も退屈し、君も退屈する(リムスキー=コルサコフ)
私を忘れないでください(ヤナーチェク)
望みどおりにすればいい(プッチーニ)
あなたに名誉を与えたい(マーラー)
幸福だが悲しい(ドビュッシー)
真夜中の鐘が鳴っている(リヒャルト・シュトラウス)
死ぬまで君のもの(グラナドス)
ひと目みてわかりました(レーガー)
なぜ愛さずにいられたのか(ベルク)
訳者あとがき