書誌情報
著者・訳者:アンヌ・プリショタ サンドリーヌ・ヴォルフ 著 児玉しおり 訳
版型・ページ数:四六判・464ページ
発行年:2014年5月
内容
16歳になったオクサは、ついに、みずからのルーツである不思議の国、エデフィアの新しいグラシューズになり、
二つの世界の失われた均衡を取りもどす仕事に取りかかる。
いっぽうオクサには、女の子としての悩みもあった。
ますます強く惹かれていくテュグデュアルの正体は?
〈外界〉に取り残された母マリーやギュスとの再会はかなうのか?
オクサは敢然と運命に立ち向かうことができるのだろうか。
世界27カ国で続々翻訳刊行中の話題のファンタジーシリーズ、待望の第4巻!
●フランスを震撼させたネオ・ファンタジーシリーズ(全6巻)。
YA大賞受賞(フランス レンヌ2012年)、児童文学賞(オーストリア ウィーン2012年)、W受賞!
作
アンヌ・プリショタ(Anne Plichota)
フランス、ディジョン生まれ。
中国語・中国文明を専攻したのち、中国と韓国に数年間滞在する。
中国語教師、介護士、代筆家、図書館司書などをへて、現在は執筆業に専念。
英米文学と18〜19世紀のゴシック小説の愛好家。
一人娘とともにストラスブール在住。
サンドリーヌ・ヴォルフ(Cendrine Wolf)
フランス、コルマール生まれ。
スポーツを専攻し、社会的に恵まれない地域で福祉文化分野の仕事に就く。
体育教師をへて、図書館司書に。
独学でイラストを学び、児童書のさし絵も手がける。
ファンタジー小説の愛好家。
ストラスブール在住。
訳
児玉しおり(こだま しおり)
1959年広島県生まれ。
神戸市外国語大学英米学科卒業。
1989年渡仏し、パリ第3大学現代フランス文学修士課程修了。
フリーライター・翻訳家。
おもな訳書に『おおかみのおいしゃさん』(岩波書店)、『ぼくはここで、大きくなった』『みずたまのたび』(以上、西村書店)など。
パリ郊外在住。